あさりしぐれ | 佃煮ラベル制作事例
海の旨味を凝縮した佃煮の美味しさを視覚的に訴求する清潔感ある白地ラベル

製品概要
「あさりしぐれ」は、海の旨味を凝縮した佃煮を黒色トレー×透明フタで"見せる"パッケージに収め、白地ラベルで清潔感と可読性を両立させた商品です。ラベルは縦長レイアウトで、内容物の艶やかな茶褐色とのコントラストを活かして視認性を高めています。波のモチーフと貝アイコンで"海の恵み"を直感的に伝え、売場でひと目で中身と味わいのイメージが結びつく設計です。
中央には手書き風の太い筆致で縦組みの「あさりしぐれ」。文字色は濃いブラウンで落ち着きを持たせ、右下の朱色スタンプ「佃煮」で伝統感と仕込みの確かさを添えました。左下には網点表現の貝イラストがラベル外周を張り出すダイカット形状となっており、薄い水色の波と重なって動きを演出。白フチを適切に残すことで、透明フタ越しでもラベルの輪郭が埋もれず、遠目からでも判読しやすいデザインです。
印刷は少色構成(ダークブラウン/薄水色/朱)でコストと発色のバランスを最適化。アート紙により反射を抑え、筆文字・網点・波のニュアンスをクリアに再現します。中身が見える容器との相乗効果で"素材感"を伝えつつ、ダイカットのアイキャッチで棚前停止率を高める設計。小ロットからの展開にも適し、惣菜・土産売場での差別化とリピート獲得に寄与します。
課題と提案内容
あさりで作られていることを棚前1秒で一般消費者の方に伝えたい....。当企業様が大きく抱えている課題でした。多くの人に手に取ってもらいたいと思いつつも、あさりのしぐれは素材と色合いからどうしても棚前では地味になってしまう。様々な色合いで試していたもののあさり感を伝えることが課題でした。
色々な色合いを試されていたということで当社からの提案として、あさりの形をしたシールを作って大胆にパッケージの上に貼ることを推奨しました。当企業様はそれまで変形刃型を使ったことがなく、あさりの形をしたシールに大変興味を持っていただきました。
生きくらげシールでもご紹介をしましたが、変形刃型は特注となるため価格は高くなりますが、試してみたいとご承諾をいただきこのシールの形とデザインとなりました。実際にこの商品は同時期に120%の売上アップとなり、その後も定番シールとして制作をさせていただいております。
お客様情報
お客様 | 愛知県西三河食品加工業者様 |
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業界 | 食品製造業 |
事業規模 | - |
事業内容 | 海鮮系をメインに食品の加工を行い製造と販売、OEMでの製造も行っている |
ニーズ | 食品の良さを伝えられるシールをかなり意識している。特に食品製品は最初にお客様へ目立つことが重要だと考えています。 |
提案背景とこだわりポイント
提案背景 | 海の佃煮の"中身の美味しさ"と家庭的な親近感を同時に伝え、惣菜売場で即座に目に留まるラベルを求められたことから、視認性と信頼感を両立するデザインを提案しました。 |
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デザインコンセプト | 黒トレー×透明フタで内容物を見せつつ白地の縦長ラベルを重ね、手書き風縦組みの「あさりしぐれ」と波・貝アイコン、左下張り出しのダイカットで海の恵みと動きを直感的に伝える"見せる佃煮"設計です。 |
色彩へのこだわり | 濃いブラウンの商品名で落ち着きと可読性を確保し、薄い水色の波で清涼感を、朱の「佃煮」印で伝統感を添えて、透明フタ越しでも埋もれないコントラストをつくりました。 |
素材・印刷技術 | 白系ラベル紙に少色構成(ダークブラウン/薄水色/朱)と網点の貝表現を採用し、ダイカットで輪郭を際立たせることでコストと発色のバランス、棚前での視認性、小ロット適性を同時に満たします。 |
製品情報
材質 | アート紙 |
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大きさ | 70mm×35mm |
色数 | 3色刷り(少色構成) |
加工 | 特殊加工なし |
仕上げ | シート仕上げ |
納期 | 5営業日 |


貝アイコンのダイカット張り出しで海の恵みを直感的に表現
薄い水色の波モチーフで動きと清涼感を演出

黒トレー×透明フタとの相性を考慮した白地ラベル
内容物のコントラストで食欲を掻き立てるデザイン
海鮮系食品をメインに製造・販売を行い、OEMでの製造も手がける食品加工業者様です。
「食品の良さを伝えられるシールをかなり意識している。特に食品製品は最初にお客様へ目立つことが重要」との考えのもと、視認性と品質感を両立したラベルデザインを求められました。
食品の美味しさを伝える
高品質なラベルをご提案します
伝統美から現代的なデザインまで
お客様のブランド価値を高めるラベルを制作いたします。
手書き風筆文字で表現した「あさりしぐれ」
縦組みレイアウトで伝統的な佃煮の風格を演出