きなこげんこつ | 飛騨土産パッケージラベル

朱赤ベタ×黒枠×金調レタリングで郷土の祭文化と手づくり感を表現

製品概要

「きなこげんこつ」は、飛騨・高山の老舗「まるでん池田屋」が手がける郷土菓子のパッケージラベルです。中身の素朴な丸粒のきなこ菓子を見せる透明OPP袋に、朱赤ベタ×黒枠の縦長ラベルを重ねる構成。右下の山車(屋台)アイコンが祭文化を想起させ、上部の「飛騨の菓子」コピーが産地価値を明確化します。ゴールド調の手書き文字が温かみと職人性を伝え、観光土産としての期待感を高めています。


ラベル中央には大きく力強い筆文字で「きなこげんこつ」を縦配置。二重罫線が面を締め、遠目でも輪郭が立つため売場での視認性が高い設計です。袋口の金色ツイストタイまで含めて暖色系で統一し、素朴なおやつ感と晴れやかさを両立。内容物が透けて見えることで、粉まぶしの質感やボリューム感が直感的に伝わり、購入前の安心感と"食べてみたい"気持ちを後押しします。


素材は光沢のあるコート系白ラベルを採用し、朱赤・黒・金風の3色でメリハリの効いた発色を実現。レトロな筆致と祭礼モチーフにより、郷土性・手づくり感・親しみやすさを短い視認時間で凝縮して伝達します。低コスト運用と色再現の安定性を両立しつつ、売場では**高コントラスト×大面積の赤**が強力なアイキャッチとなり、観光土産コーナーや地場産品棚での差別化と指名買い・手土産需要の獲得に貢献します。

土産用シール 和菓子向け 郷土性アピール

課題と提案内容

「まるでん池田屋」がある長野県高山市には高山祭という伝統的な祭りがあります。高山祭は重要無形民族文化財やユネスコ世界遺産にも登録されており、祭りの時期にはかなりの人出になります。参考情報は飛騨高山観光ガイドをご覧ください。高山市はこの祭りで有名なため、何とかお菓子のパッケージにその象徴を入れられないかということが課題でした。


そこで高山祭で最も有名な山車をイラストに入れたら良いのではないかというアイデアを採用し、本デザインとなりました。山車には多くの種類がありますが、黒色と赤色の割合が多いです。当社が作成している特注の赤色も実際の山車を連想できる紅赤を採用しています。


デザインと色の背景は様々あり、お客様が消費者の方々にどのように何を伝えたいかまでご提案させていただく例としてご紹介いたしました。

お客様情報

お客様 飛騨地方老舗和菓子店
業界 和菓子製造・販売業
事業規模 -
事業内容 伝統的な和菓子の製造・販売、観光客向け土産品開発
ニーズ 商品を買ってくれるお客様が伝統と品格を感じられるラベル

提案背景とこだわりポイント

提案背景 飛騨・高山の老舗「まるでん池田屋」様から、郷土性と手づくり感を即座に伝えつつ中身の素朴さが見える土産用パッケージとして、観光売場での遠目の判別性と安心感を両立するラベルをご依頼いただきました。
デザインコンセプト 透明OPP袋をゴールドのツイストタイで留めて清潔感と軽快さを出し、朱赤ベタの縦長ラベルに山車アイコンと大きな筆文字「きなこげんこつ」を配して、地域文化と素朴なおやつ感を一目で伝える構図としました。
色彩へのこだわり 高彩度の朱赤を大面積で敷き黒の二重罫線で輪郭を引き締め、商品名をくすみ金調で載せることで、棚前でも強コントラストと和の華やかさを両立させました。
素材・印刷技術 光沢のあるコート系白ラベルに特色(朱赤・黒・金調)の3色印刷を採用し、発色の安定性とコスト効率を確保しながら粉まぶしの内容物が映える視認性を実現しました。

製品情報

材質 ミラーコート 普通のり
大きさ 85mm×50mm
色数 3色刷り(特注赤色)
加工 特殊加工なし
仕上げ 光沢仕上げ(ミラーコート)
納期 4営業日

飛騨・高山で長年愛され続けている老舗和菓子店様です。「飛騨の菓子」としてのブランド価値を大切にされており、地域の文化と伝統を継承しながら、観光客の皆様にも親しまれる商品作りに取り組まれています。

郷土の祭文化と素朴な手づくり感を表現したパッケージデザインにより、飛騨らしさと親しみやすさを両立した商品展開をされています。

この記事を書いた人

永谷 育己

永谷 育己

営業責任者 兼 品質管理責任者

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シール制作40年の歴史と技術力。制作例は1万点以上。年間5,000件以上の案件を受注。
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「お客様の商品がより輝くシールを作る」をモットーに日々の制作をしています。

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