なぜ多品種小ロットが今求められるか
理由①:マーケットの細分化で多様な顧客ニーズをカバーする必要がある。
近年、商品ライフサイクルの短縮や顧客セグメントの細分化が進み、「万人受け」デザインでは訴求力不足になる傾向が強くなりました。
地域別
店舗の立地や客層に合わせたデザイン展開
年齢層別
若年層向けとシニア向けでカラーやフォントを使い分け
用途別
ノベルティ/販促/パッケージシール…目的に最適化
500枚から多品種展開すれば、セグメントごとの最適訴求がローリスクで実現します。
例えば、上田市にある「やおふく」さんは、売り切れ間近の製品に対して「私たちに明日はないんです」コーナーを作っています。
年配の方であれば、1967年に公開された「俺たちに明日はない」を連想する方もいるかもしれません。しかし、最近の若者に対しては、普通の売り切れ間近の製品コーナーとしか捉えられない可能性もあります。
理由②:テストマーケ発想で失敗リスクを低減
シールラベルを商品ブランディングと捉えている担当者様にとっては、「このデザインが本当にウケるのか…?」という不安を、A/Bテストで解消することも可能です。
2〜3案並行発注
250枚ずつ分割して
複数デザインをテスト
実際の反応を比較
売上・SNS拡散数
などをデータで測定
勝ちパターンを増刷
成果の高いデザインで
大量発注実施
失敗しても印刷代(最小20,000円程度)のみがリスクであり、こうした科学的マーケティングを少量発注で手軽に実行することができます。成果の高いデザインが分かった後、即座に増刷可能です。
一気に10000枚のシールラベルを制作して費用をかけた場合、そのシールラベルがユーザー/お客様に訴求できないものの場合は再作成する必要があります。
現代マーケティングではデータ分析が当たり前となっていますので、A/Bテストを実施することで、どのラベル案がお客様へ訴求できるか計測することができます。
実際にファミリーマートでは、商品ロスを抑えるための取り組みとして値下げシールの最適化に取り組んでおり成果を上げています。
理由③:在庫管理を楽にする少量発注
多品種にすると「在庫管理が大変」という声もありますが、少量発注なら…
- ・余剰在庫削減:未使用在庫の廃棄ロスを最小化し、コストロスを防ぐ
- ・回転率アップ:シールが劣化する前に使い切り、常に新鮮な状態を維持
- ・柔軟なデザイン変更:旬を過ぎたデザインは次ロットで別デザインに切り替え可能
結果
在庫コストも管理工数もぐっと軽減できます。
当社の"無料デザイン"×"少量印刷"が強い理由
理由①:独自チューニングしたAIで初期案を高速生成
弊社には過去30年間の事業継続により5,000枚以上のシールラベルのイラストがあります。
それらを業種別,デザイン別に分けて学習させることにより、独自にチューニングしたAIを開発いたしました。
その結果として、お客様のコンセプトにあったデザイン案を即時に複数ご提供することが可能です。
理由②:自社デザイナーによる品質担保
AI初期案生成
複数パターンを高速作成
プロがブラッシュアップ
ブランドカラー・フォントガイドに沿って手作業調整
細部まで完成
ロゴ、イラスト、コピーまで細部にこだわり
理由③:少量多品種でもコスト一定の仕組み
当社の印刷製造機器は凸版印刷のため版が必要になる仕組みでございますが、常にオペレーショナルエクセレンスを目指し、印刷ラインの最適化に励んで参りました。 そのため、少量印刷と大量印刷の両方に対応をすることが可能でございます。 印刷物におけるコスト削減の方法についてはシール制作コスト最適化の新戦略もご覧ください。
展開イメージ3選(イベントシール/季節シール)
①:春限定 桜餡入りのパン

パンに貼るシール デザイン1

パンに貼るシール デザイン2
春の季節にパン屋さんへ来たお客様が桜餡パンを手に取るように、最後の一押しをシールで訴求するイメージです。デザイン費用は無料ですので、最初は500枚のみパンに貼り付けを行い、結果が良ければ大量印刷に切り替えることができます。
②定番既製品シールの刷新

A案:派手さを追求

B案:POP&インパクト
「本日のおすすめはこちら」のようなありきたりな訴求シールもアップグレードさせることができます。よりお客様の目に入り訴求させるための設計をすることが可能となります。
コスト・納期・品質の比較テーブル
他社小ロット対応状況
会社 | 最小ロット | 版代 | デザイン料 | 納期 |
---|---|---|---|---|
A社 | 1,000枚 | 金額に含む | 有償(見積) | 5営業日 |
B社 | 500枚 | 金額に含む | 有償(見積もり) | 4営業日 |
当社 | 500枚 | 金額に含む | 無料 | 4営業日 |
当社500枚〜5,000枚シミュレーション
*長方形シール、サイズ60mm×40mm、シートカット、用紙アート紙、加工なしの概算
枚数 | 単価(税抜) | デザイン料 | 納期 | 総額(税抜) |
---|---|---|---|---|
500枚 | 13.6円/枚 | 無料 | 6営業日 | 6,800円 |
1,000枚 | 10.2円/枚 | 無料 | 6営業日 | 10.150円 |
5,000枚 | 6.3円/枚 | 無料 | 6営業日 | 12,650円 |
テーブル解説:単価・納期・デザイン対応
- 単価変動なし:枚数増減で版代・デザイン料は据え置き
- 最短3営業日:急ぎのキャンペーンにも対応
- 修正3回無料:追加料金を気にせず試せる
多品種発注のメリット
例えば3種類×500枚ずつ=1,500枚を同時発注すれば、
デザイン費0円×3種類で多彩なバリエーションを一度に展開可能!
まとめ&CTA
ポイントのおさらい
- 多品種展開こそ、小ロット500枚×無料デザインで始めるのが正解
- 事例5選でアイデアをキャッチ → まずはテスト発注
- 余剰リスクを抑えつつ、A/Bテストで勝ちパターンを量産